大学では法学部法律学科で学びました。
在学中、犯罪被害者の会へ先生と同行し、人の心について学びたいと思い、大学院に進み、臨床心理士となりました。
臨床心理士時代
その後、大学病院に勤め、イギリスのオックスフォードへ渡りました。
オックスフォードでは、臓器にはない「心」について研究し、薬の元にもなっている薬草、ハーブ・植物療法にも心を動かされました。
イギリスでハーブの効能効果、心理アロマセラピー、フラワーエッセンス、ホメオパシーなどの植物療法を学び、修得して参りました。
日本へ帰国後は、恩師の治療院でハーブ・植物療法の臨床経験を積みました。
ハーブ・植物の持つ、味、香り、色、触覚、そしてハーブティーを入れる音など･･･
人間の五感をふるわす植物の力を、お子さまからご高齢の方々まで、そして、社会でご活躍されている経営者の方々にも、お茶を飲みながら･･･ハーブ・植物療法を行って参りました。
療法を進める中で、人としての根底を大切にし、患者さん一人ひとりと向き合って参りました。ハーブ・植物療法に救われた患者さん方から「ハーブ・植物療法を教えてほしい」という声が広がり、それをきっかけに教育事業を開始致しました。
そして、ハーブ・植物療法という学問の立ち位置を社会に活かしたく、厚生労働省の求職者支援を通じて、失業された方々の支援に努めて参りました。
この療法は今や、女性や若い方々の自立を支える分野となっております。
これまで導かれるように歩んできた時間と、わたくしの持つ、ささやかな経験と知識の財産を、今後は癌の方々、そしてそのご家族様に向けて、貢献していきたいと考えております。
