患者の集い・モミの木 活動趣意書

 私たちは、 がんという病気の治療を通じて、 免疫細胞療法の存在を知り、 その治療を受けた患者やその家族の方々と患者家族の会(患者の集い ・ モミの木)を結成しました。

 今、がんにかかる人は日本中で年間おおよそ60万人。がん治療は外科療法、放射線療法、化学療法を中心に行なわれておりますが、これらの治療法は、生活の質(QOL)の観点か らは必ずしも私たち患者の利益につながっていないことが、しばしば指摘されています。 また、私たちが真に求め、満足する治療法とならない場合があることも事実であります。

 このような現状の中で患者の立場にたった新たな治療法の確立が期待されています。

 最近の科学の進歩、 バイオテクノロジーの発展は、 細胞療法という新しい視点に立った 治療法を成立させました。
 私たちは免疫細胞療法を受けた過程でいろいろな事を学ばせていただきました。 私たちは夫々にこの療法に思いもあります。 この治療法ががん治療法の一つの選択肢として正しく認識され、 広く世の中に定着するのを希望します。

 この治療法の理解と普及には、 医療界での本療法に対する理解の不足、 実際に本療法を行なうにあたっての人的、 技術的、 経済的な制約、 現状の医療システムのなかでの社会的な制約などが障害となっていると思います。 これは、 私たち患者・家族にとっては非常に歯痒いことです。

 これらの事を踏まえて、「患者の集い ・ モミの木」は、 がん治療法として免疫細胞療法の健全な育成と普及、 理解の促進に協力をする事を目的として設立しました。 また、 会員相互の情報交換の場、 これからがん治療を受ける患者さんへのセカンドオピニオンの場とし ても機能させていきたいと考えております。

平成16年9月18日

患者の集い ・ モミの木
代表世話人 籐原 義久